【【 ロザリオ職人ということ 】】
 
 当制作処の始まり また ロザリオ職人RosaryArtisanという職、
 与えられた任務について此処に記したいと思っております・・・
 
 
【PALAMERIA/パラメリア】でご紹介させて戴いておりますアイテムについて、
どの様な聖品と捉えられているかにつきましては
✚PALAMERIAN ROSARY  をご覧下さい。
 
また 本来在るべく【聖品】とはどの様なモノであるのか、
2009-06-26 ■お伝えごと■にて掲載された文章を併せてご覧戴きたく存じます。
 
【ロザリオ職人】を名乗られる方は此方をご一読ください。
 
 
 
 
*** ロザリオ職人ということ *** 
 
 
 個々としても、捉え方は様々であり 個人の思想・感性等の感覚は
 他の、誰の人間が支配できるものではありません。
 あくまでも いち個人の想いを、そしてこの職に携わる人間として
 永い歴史の為 今この時の為 そしてこれから続くであろう未来の為
 この場所にこの様な欄を 設けさて戴きます。
 
 また、この場所には 完全な〝終わり〟は存在しないものと想っております。
 恐らく、その時は 制作処PALAMERIAの無くなる時だと。。。
 そしてまた、これを書いている私がこのロザリオ職人という職を辞する時だと
 心に決めている部分があります。
 
      
 
 かつての教皇ヨハネ・パウロⅡ世が この様な言葉を遺されております。
 かねてからの〝クロス・ブーム〟について、
 【十字架の意味を 全く無視している/理解していない。まことに遺憾だ】 
 ダイアや豪華な宝飾の施された十字架をアクセサリーとしてつける著名人を
 名指しで挙げ こうご忠告されたそうです。
      
 このお言葉は 非常に深く そしてキツク 私の胸を刺すものでした。
 表現が適切ではないかもしれませんが 貫かれる程に心痛むものでした。
      
 
      
 私の首にも 離れることなく十字架が下がっております、
 【主と共に】その意味と 【正しき道を見失わない為】。
 幼い頃より 私の救いは家族でも恋人でも 友人でもありませんでした、
 そこに頼れぬ幼き自分の安堵の矛先は 母から与えられた本に記されていた
〝神〟という 感じることでしか触れることも観ることも出来ない 
 近くもあり 遠くもある その存在でした。
 
 孤独や苦痛 淋しさに耐えれるよう 神に祈り、
 それを忘れるように 音楽や絵、芸術に浸り
 逃れるように現実を隠していたのが 幼い頃の自分です。
      
 
      
 この職を選んだ時 ひとつの始まりのきっかけとなったのは 
 青森に住む女性の存在です。
 彼女は私にこう語りました
 『毎日毎日 心を込め祈っているけれど マリア様には届かないの』
      
 ロザリオを替えることで 祈りが通じるようになるかといえば 否です。
 どんなに澄んだ石をつかい 最高の素材で作られたロザリオでも
 それは形であり 上記の宝石の十字架と同じです。
 
 誰の どんな祈りも天には届いています、それを通せるか通せないか、
 それは 祈る者の心が決めるものだと 私は考えております。
 人間が本当に祈るとき そこに自分を置く者はいないはずです、
 そこにあるのは 他を想う気持ち、救いたいと願う その気持ちだけだと。
 
 
      
 私は聖人でも ましてや神でもありません。
 皆様の祈りを聞くことも 望みを叶えることも出来ません。
 私に出来ることは ロザリオを作ること、 
 それを手にした方の祈りを 天に届ける道具を作り お手伝いをする事です。
 そして 私がそのお手伝いをする為に必要な事は 
 【正しき道を見詰め続けること】、
 【心を一定以上に保ち続けること】です。
 
 堅い考えですが それがロザリオ職人として キリスト教が始まり今日まで
 多くの同先職人より受け継がれてきた 指名/任務だと常感じております。
 
 
      
 正直に書きますと 心苦しい日々が続き この職の存在意義を考える時の輪に
 延々と取り巻かれております。
 ロザリオを制作なさる方の沢山いる中で 
 〝職人〟という語はもう必要ないのではないかと、
 毎日考えては 押し潰され 消えてしまいそうに感じること。
 
 本来ならば個人の日記にでも書くような内容ですが
 この時 世界総てが曖昧模糊となり 
 真実が偽りとなっている今だからこそ
 あえてこの様な 目に届く場所に書かせて戴きました。
 
 
 天性の文才の無さが 言葉を複雑に 
 伝えたい想いを難解にさせてしまっていることを お詫び申し上げます。
 ただ 現在感じている素直な気持ちは 此処に残して置きたいと思います。
 
                                   
                 01 - 03 - 2008  
 
                       
       主は貴方と 永遠に 共に。。。
       皆様に 沢山の愛と喜びがありますように
                          PALAMERIA,